海外ビジネス現場での課題

海外ビジネスパーソンが直面する課題として以下のようなものがあるかと思います。

  1.  ほとんどの方は駐在/起業をして初めて管理業務に携わる(管理業務知識の不足)
  2.  経験則の集約が進んでいない(ナレッジの未集約)

この2点の課題があることで、海外ビジネスの現場では多くの問題が発生しています。

例えば、ローカルスタッフによる現金横領は良く起こりますが、実はその手口は似通っており、何処かで見たことがあるような事例がほとんどです。

ほとんど同じ手口の現金横領を1年のうちに3件見たこともあります。まるで、「この手口を使えば日系企業から金を取れるぞ」といった内容が流布しているかのようです。事前知識があれば防げたはずの手口で、何十万THBといった横領被害にあっているのです。

また、問題は横領だけではありません。多くの会社様で、3~5年ごとに赴任者が交代となり、その度に蓄積された経験則が散逸し、またゼロからトラブルを経験するという非効率が起きています。これは非常にもったいないです。

このサイトの目的「海外ビジネスをもっと簡単に」

このサイトは、上記の2つの課題(1.海外ビジネスパーソンの管理業務知識の不足、2.ナレッジの未集約)の状況を少しでも改善することを目的としています。

「1.会計管理についての基礎知識を分かりやすく整理」し、また、「2.トラブル事例等のナレッジを集約」することで、慣れない管理業務に苦労されている皆様の負担を少しでも軽くしていくことが目的です。

管理業務の経験が全く無い状態で赴任/起業をしたとしても、このサイトさえ見れば、最低限の知識は身につき、また、頻度の多いトラブル事例も把握している(回避しやすい状態になっている)ことが目標です。

日系企業/起業家の会計トラブルが少しでも減り、トラブル対応ではない、より価値ある活動に皆様が集中できるよう願っております。

公認会計士 西川和輝